7月30日より、Netflixのオリジナルアニメ
「トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー」の
第1章となる「シージ」のエピソード6話分が一気に配信開始されました。
ひとまず「エピソード1」を視聴したので、極力ネタバレなしで簡単に感想を書いてみます。
◆各話の感想はこちら→【第2話】【第3話】【第4話】【第5話】【第6話】
(↑この記事で解説した言葉がすべて出てくるのでよければ参考まで)
物語の舞台はトランスフォーマーたちの母星であるサイバトロン星。
冒頭からすでにオプティマスプライム率いる「オートボット」と
メガトロン率いる「ディセプティコン」は対立…いや戦争状態にある模様。
そこにまだどちらの軍勢にも属していないバンブルビーも加わり、物語が動き始めます…。
まずは雑感ですが、CGが凄い!
これまでにもトランスフォーマーはCGアニメが多く作られてきましたが、
さすが最新作だけあって過去最高の完成度。
そして特筆すべきはトランスフォーマーたちのデザイン。
ごく一部のキャラクターを除いてすでに発売済みの玩具を元にしているため、
アニメの中のキャラと玩具のデザインが過去最高に類似しています。
というか細かなディテールを気にしなければほぼ同じと言っても良いレベル。
CGのレベルが向上してきた一方で今では玩具の完成度も非常に高まってきたので、
カッコよくて遊びやすい玩具を手にしながら面白いアニメが観られるんです。
おいおい最高じゃねーか!!
元々トランスフォーマーはアニメと玩具をリンクさせることで始まったシリーズなのですが、
玩具と劇中のデザインが限りなく近づいた今作はシリーズの一つの到達点と言えるかもしれません。
また今作では日本語吹き替えも用意されており、しかもオプティマス(コンボイ)は
玄田哲章さんがこれまでと変わらず続投されています。
さすがにそのほかのキャラクターの声優陣は昔のアニメとは異なるものの、
個人的に注目なのはメガトロンを演じる大塚芳忠さん。
大塚さんはかつてテレビアニメ第3作「ザ☆ヘッドマスターズ」にて
「ウルトラマグナス」というメインキャラを演じられており、
個人的にそのイメージが強いためにメガトロンを受け入れられるか
ちょっとだけ心配していたのですが、マグナスとはまた違った声色で
まったく問題ありませんでした。むしろ大変素晴らしかったです。
(ちなみに今作にはウルトラマグナスも登場するのですが、そちらは井上和彦さんが演じられています。こっちもイイ!)
あ、あとですね、声の演技も皆さん素晴らしいんですが、
CGで作られたトランスフォーマーたちの動きの演技もすごく良くて。
いかにもCGといったぎこちない動きが(まったく無いとは言わないまでも)ほとんど感じられません。
特に顔の演技が最高で。ロボットなのに瞬きしたり目の形が変わったりして、
マスクで口元が隠れてるキャラでさえ表情豊かに見えるんですよ。
これまでのCGアニメでもそういった描写はありましたが、
表現力が格段に進歩してるように感じられました。
物語はまだ静かに動き始めたという程度だし間違いなく重くシリアスな世界観なんですが、
なんかワクワクするんですよね~。
実は今作が始まるまで僕はNetflixには入会しておらず、
今回まんまとトランスフォーマーに釣られて入ってしまったんですが、
ひとまず後悔しない、それどころかとても満足感のある内容になっていて良かったです。
密度の濃い魅力的な内容で非常に楽しめました。
ただ…一点だけ問題が。
この「シージ」シリーズの玩具はいくつかは所持しているものの、
全部は買っていないため持ってないキャラもおりまして、
それが…欲しくなってちゃうんだよなあ~。
作中のトランスフォーマーたちだけでなく我々もまた多々買い戦いが始まったのかもしれません。
コメント
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