トランスフォーマーの最高峰ブランド『マスターピース』シリーズより、
「サイバトロン/ダイノボット指揮官 グリムロック」のレビューです。
本体
アニメのイメージを基にディテールアップした非常にヒロイックなデザイン。
メッキやクリアパーツの使い方も豪華でさすがはマスターピースといった印象。
恐竜モードの手の位置もアニメやG1玩具通り。
目の部分はメッキ処理されており、また後頭部にあるレバーを動かすと色を変えることができます。
恐竜モードもアニメのイメージ通り。
現在のティラノサウルスの解釈とは大きく違ってますが、むしろこれがイイ。
尻尾の部分にもメッキがあるのはG1玩具のオマージュですね。
恐竜モードにも目の色を変えるギミックがあり、またアゴの開閉も可能。
さらに尻尾を動かすと首も連動して左右に動いたり、脚の付け根部分から胴体を下に押し込むと
顔が上を向くなど、一風変わったギミックが搭載されています。
オプションパーツ
武器は「エネルゴ・ソード」(左)と「二連スタナー・レーザー/ロケットランチャー」(右)の二種が付属。
『トランスフォーマー2010』第12話「不思議の国のダニエル」で披露したウエイター姿を
再現するためのパーツ、エプロン、蝶ネクタイ、グラス&トレイも付属。
装着した姿はのちほど。
さらに同じく『トランスフォーマー2010』の第25話「グリムロックの新しい頭脳」にて
コンピューティコンに知性を移送するために使用した知能転送デバイスもあります。
ここで武器に関するギミックを紹介。
右手首に発光ギミック(ボタン電池「LR44」2個使用)があり、武器を持たせて肩の後ろのボタンを押すことで
手首の光が武器に伝わってこのように発光します。
もう一つの武器も発光。
ただ発光するのはボタンを押している間なので、手を離すと消えてしまうのが難点。
できればON/OFFできるスイッチになっているとなお良かったですね。
アクションなど
ロボットモードでは可動箇所は充分に備わっているものの
ややパーツの安定性に欠ける箇所もあり、動かすのに少々気を遣う部分もあります。
ハイエイジ向けのトイに慣れている人ならほとんど問題ない程度ではありますが。
恐竜モードでも手足や首、尻尾が可動。
ただし首は尻尾との連動ギミックの兼ね合いもあり、横に向けたまま固定するのが少し難しいです。
本アイテムの目玉ギミックとも言えるウエイター姿(説明書では「ウエイターモード」と記載)。
MPグリムロックはいくつか仕様変更版も出ているのですが、
これらのオプションは他のバージョンには付属していません。
最後はサッと取り出せた縁のある人たちと。
総評
初期のマスターピースということで今の感覚だと少し気になってしまう部分もあるのですが、
それは実際に触ってみるとちょっと気になるという程度で、見た目に関しては
ロボットモード/恐竜モードともに今もって完璧と言っていいくらいの完成度だと思います。
個人的にこれくらいのアレンジ度合が好みなので、マスターピースの中でも特にお気に入りの一品です。
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