主にヒーローやロボットなどのアクションフィギュアについて、
カンタンにカッコよく素立ちさせる僕なりの方法を解説してみたいと思います。
「なんかよくわからないけど素立ちが決まらないな~」という方はよかったら参考にしてみて下さい。
下半身
モデルとしてS.H.Figuarts(真骨彫製法)「仮面ライダークウガ マイティフォーム」を使って解説していきます。
ひとまず首・腕・脚をほぼまっすぐにして特にポーズを意識していない状態。
お世辞にもカッコイイとはいえませんね。
前準備として脚を肩幅くらいに、腕全体も少し左右に開いておきましょう。
ではまずステップ1として、脚全体を縦軸の少し外側に回転させます。
膝がまっすぐ前を向いてるより、少し外側を向いてる方がいい、と思ってください。
ステップ2。
足首が前後に動かせるフィギュアなら、足首から全体を気持ち前に倒しましょう。
前後に動かない場合はステップ1の脚の開き具合で少し前傾姿勢にできたりします。
ステップ3。
脚全体を付け根から少し後ろに動かして薄く「くの字」のようにします。
腰や腹部の可動ではなく脚の付け根だけを動かすのがポイント。
下半身は以上です。
上半身
続いて上半身。
ステップ1として、腕全体を脚とは逆に内側に少し回します。
肘関節の内側がまっすぐ前を向いてるより、少し内側を向いてる方がいい、と思ってください。
ステップ2。
拳(手首)が動かせるフィギュアであれば、気持ち手の甲が正面から見えるくらいに内側に向け、
さらに可能であれば親指の方向に少し巻き込むように曲げるとなお良いです。
ステップ3。肩から腕全体を少し後方に下げます。
続けてステップ4。肘を少し前に曲げましょう。
そしてステップ5。アゴを引きます。引きすぎに注意。
首の部分もパーツが独立して可動する場合は、首パーツも正面を向けておきましょう。
これで上半身も完了です。
完成~まとめ
すべての工程を終えた状態。
なんとなく立たせてるだけよりは引き締まった印象になったかと。
…といっても単体ではわかりにくいかもしれないので、最初の調整前の画像(左)と比較。
大きく印象が変わったのではないでしょうか。
別の角度からも。
今回モデルとして使ったフィギュアーツはかなり可動箇所が多い&可動範囲が広い物なので、
そこまでのポテンシャルではないフィギュアも参考までに。
先ほど解説した中の、できる部分だけ実行するだけでも意識しないよりはだいぶ良くなります。
ロボットフィギュア/玩具は足首が前後には動かないものが多いですが、
下半身のステップ2で書いたように、脚をハの字に開くことである程度調整できます。
以上、カンタンにできる範囲で解説しました。
もっと細かい所までやろうと思えば胸パーツの角度や肩を張ったりなど他の要素もあるんですが、
ひとまずこれだけやっておけばなんとなく立たせておくよりは見栄えがして良いかと思います。
最後に素立ちに限らずポージングをする際に一番大事なことを言っておきますと、
ポーズをつけたあとに「客観的に見てカッコよく見えるか」をちょこっとでも確認することです。
それで気になる部分があれば納得がいくように調整しましょう。
そうしているうちに色んなポージングができるようになるので、素立ちを起点に色々楽しみましょう!
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