【TF】「反重力台座テンセグベース オプティマスプライム セット」レビュー




トランスフォーマートランスフォーマー玩具レビュー

テンセグリティ機構を用いた新機軸のディスプレイベース「テンセグベース」と、

特別カラーの「オプティマスプライム」のセット商品のレビューです。

 

テンセグベース

まず初めに全内容物をば。

テンセグベースの部品とオプティマスプライム本体。

テンセグベースは自分で組み立てるようになってます。

 

ランナーパーツ(シルバー)

テンセグベースのパーツは同じ造形で成型色が異なるものが2セットあり、

画像の物はこのオプティマスプライムセットのみのシルバーカラー。

公式サイトによるとセイバートロン星をイメージしたカラーとのこと。

 

ランナーパーツ(クリア)

続いてもう一種類のクリアカラー。

こちらは別売りの「オートボットver.」、「ディセプティコンver.」に付属するものと同じです。

 

ベースパーツ

スタンドの土台になるパーツ。

シルバークリアの二つあり、造形は同じ。

 

その他の部品

その他の部品として座付きビス普通のビスナットラバーリング(画像左)とナイロン紐(画像右)が付属。

ラバーリングは10個中5個が予備。

ナイロン紐は説明書で指定されている長さに切って使用します。

 

テンセグベース

完成したテンセグベース

ナイロン紐の長さ合わせがシビアで、組み立てるのにけっこう苦労しました…。

 

アームパーツ

そしてこれらはテンセグベースに自由に取り付けられるアームパーツ各種。

アームの先端に取り付けられるジョイントパーツが豊富で、

5mm径だけでなく4mm径や3mm径に対応したパーツもありなかなか使い勝手が良さそうです。

 

 

オプティマスプライム

ロボットモード 前面

続いて同梱の、本商品オリジナルカラーのオプティマスプライム

キングダム「KD-11 ウルトラマグナス」(の中の人)のリカラー品になってます。

 

ややマッシヴかつこの箱っぽい体型が個人的にかなり好み。

また成型色の発色が良く塗装も綺麗で、なかなか良い”コンボイ”っぷりです。

 

ロボットモード 背面

 

頭部アップ

造形自体はシージのウルトラマグナスから使われており、

ギャラクシーアップグレードオプティマス等にも流用されてきましたが、

今回満を持してのG1コンボイカラーでの登場。

やはりよく似合っており色味も良くてめちゃくちゃカッコいい!

 

頭部を別の角度からも。

いやほんとどこから見てもイケメンですわ…。

 

ビークルモード 前面

ビークルモードも当然KDウルトラマグナスと同じ。

フロントガラス部分が無色のクリアパーツなのはG1玩具版の雰囲気があって良いです。

 

ビークルモード 背面

シージマグナスから続く同型アイテム最大の残念ポイント、拳丸見え問題も当然ながらそのまま。

今回は後部キャリアー等も無いので隠すこともできませんが、まあわかった上で買っているのでヨシ!

 

手持ち武器もシージ版ウルトラマグナスから続く同型で色だけ異なる物が付属。

ただKDウルトラマグナスの物は手に持たせた時にユルかったのが、今回はしっかり持たせられるようになってました。

 

ここでKDウルトラマグナスと比較。

マグナスを手にした時から同型のコンボイが欲しいと思っていたのでついに入手できて感無量!

 

一時期はコンボイ/オプティマスの色替えでウルトラマグナスが発売されることが多かったですが、

マグナスが先でコンボイ/オプティマスに流用されるのはかなり珍しいですね。

…というかもしかして今回が初めてだったり?

 

そして、造形が同じなのでKDウルトラマグナスのアーマーもそのまま装着が可能。

 

オプティマスの見える部分が少ないため本来のウルトラマグナスと印象はそこまで大きく変わりませんが、

少し増えた赤や腰周りのシルバーに渋みがあってこれはこれでなかなかのカッコ良さ。

ただ、一部ジョイント部分の塗装が剝がれそうな箇所があるので、その点は気を付けた方がよさそうです。

 

(※ミサイルの取り付け箇所はあえてのこの位置)

アーマーはもちろんビークルモードでも接続可能。

赤の成型色の色味などは異なりますがこれはこれでアリな感じ。

 

ここで近年のコンボイ/オプティマスの中ではスタンダードなアイテムであるアースライズ版と。

身長はだいたい同じですが体型は全然違いますね。

皆さんはどちらがお好みでしょうか。

 

さらにG1版(クロニクル版)とも。

前述の通りフロントガラスが無色なのと箱っぽい体型も相まって

けっこう正統派なリメイクアイテムのように見えます。

 

 

ディスプレイ、アクションなど

まずは普通にテンセグベースへTFを乗せてみました。

一見すると宙に浮いているように見えるのが売りのアイテムですが、まあ普通にナイロン紐は見えます(当たり前)。

とはいえこれまでに無い雰囲気なのは面白いですね。

 

小さいアイテムなら2体乗せたりすることも可能。

 

ベースに取り付けられる補助パーツの中に5mm径同士を繋げられるパーツがあるのですが、

これが近年の足の裏にジョイント穴があるアイテムに対応していてかなり便利だったり。

こんな体勢で接続しても外れないしベースも倒れません。すごい。

 

その他のアームパーツもTF本体に様々な取り付け方ができるので本当に優秀。

これを言ってしまうと身も蓋も無いんですが、テンセグリティ機構を使わずに

普通のディスプレイスタンド(×2)として使用するのも大いにアリだと思います。

 

ここからはオマケ…もとい同梱のオプティマスで遊ぶぜ!

オプティマスプライム、トランスフォーム!

 

 

変形はアースライズ版オプティマスと比べると大味に感じますが、裏を返せば気軽にガシガシと変形させやすいとも言えます。

 

可動面は腰回転があり拳も回転するなど充分に備わってます。

肘と膝の曲がる角度が90°くらいまでなので近年のよく動く方のアイテムと比べると

物足りなく感じる人もいそうですが、個人的にはさほど気にならず。

 

足首には左右に動かせる可動もあるので片足立ちのバランスも取りやすいです。

 

テンセグベースに乗せて。

ボイジャークラスを乗せるとベースが小さく感じますね。

 

ロディマス「ところでマグナスのアーマーを全部付けてる時も人格はコンボイ司令官ですよね?」

マグナスアーマーを付けてる時の素朴な疑問。

 

ここで胸部アーマーの装着は塗装剥げの心配があるのと、

そもそもコンボイの顔が見えないので胸部アーマーだけパージ!

 

設定には無い形態ですがこの状態もなかなかカッコ良くてお気に入り。

(勝手に)名付けてウルトラコンボイ!!

 

新たな力を得てデストロンと決戦だ!!

…という妄想で終わり。

 

 

総評

テンセグベースは初めて触れる機構の物でそれなりに不思議さや面白味は感じましたが、

きちんと組み立てようと思うとなかなか大変な上にやや不安定だったりするので、

個人的にはバラして普通のディスプレイスタンドとして使用した方が便利に思えました。(あくまで個人の感想)

もちろん、新しい技術を取り込んだり商品化に挑戦することのは素晴らしいことなので、その点を

否定する気はありませんが。

 

テンセグリティ機構の是非はともかくアームやジョイントパーツが優秀なので、TF用の汎用スタンドとして長く販売し続けてもらえるとありがたいですね。

 

そして個人的に本命のオプティマスプライム

見た目といい遊びやすさといい、期待通りで大満足!

発売延期が繰り返されてだいぶやきもきしましたが、待った甲斐がありました。

 

もしテンセグリティ機構に興味がなくても、ディスプレイスタンド2個とボイジャークラス1体と考えるとなかなか悪くない価格なので、ちょっとでも気になった方にはオススメです。

 

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