『トランスフォーマーレガシー』シリーズより、
「Buzzworthy Bumblebee(バズワージーバンブルビー)」というカテゴリの、
「Creatures Collide Multipack(クリーチャーズコライドマルチパック)」というTF4体セット商品の中の1体(ややこしい)、
デラックスクラス「ランサック」(海外版)のレビューです。
本体・オプション
大きさは平均的なデラックスクラスのアイテムよりほんの少し小さいくらい。
背中の翅パーツまで入れると全高は19cmほど。
頭部以外はレガシーのキックバックの流用のため、造形的にはあまりG1ランサックには似てはいませんが、
カラーリングと新規造形の頭部によってG1玩具版のイメージに近づけられています。
元になったキックバックから造形が変更された頭部。
G1ランサックからほんの少しバランスを変更したくらいのアレンジになってます。
正直かなり好きなデザイン。
頭部を別角度から。
左右にある昆虫の眼や後頭部の触覚が目を引きますが、それが無かったら人が乗るタイプのロボットの雰囲気も強かったり。
この辺は大元の意匠が色濃く引き継がれている証拠(※)でもありますね。
※G1版玩具は『機甲虫隊ビートラス』という作品の「ビートバダム」の金型流用品で、ビートラスのメカは人が乗る設定でした。
後頭部の触覚は基部から回転できるので、好きな向きに変えることができます。
昆虫モードはバッタ。色だけ見ると蜂っぽい。
同じバッタモチーフなのでキックバックから流用されたと思われますが、
頭部の形状が変わったことでより虫っぽくなった印象です。
付属武器。
正式名称はわかりませんが、レガシーのキックバックでは中央の物がブラスター、左右の武器はエネルゴンブレードとされてました。
HASBROの宣材画像では昆虫モードのこの位置にエネルゴンブレード2本が取り付けられているので、本当はこの状態が昆虫モードの正式な姿なのかも。
ちなみにキックバックの宣材写真ではこの位置に各武器が付けられてました。
また武器の他に色違いのキックバックの頭部も付属。こういうオプションは珍しいですね。
頭部はボールジョイント接続なので普通に引っこ抜いて交換することができます。
キックバック頭部を付けた状態でのロボットモード。
同じく昆虫モード。
変形、アクションなど
ランサック、トランスフォーム!
変形は四肢の展開がメインで、あとは頭部の反転と翅の位置を変えるくらいなので非常に簡単。
可動は近年のGENERATIONS準拠で全身よく動きます。
変形の都合で爪先にも可動あり。
ポーズによっては肩の部分がちょっと違和感のある見た目になったりしますがその辺はご愛敬。
足首の接地性は良好。
適当に弄ってたらよくわからないモードができた…。
頭部をキックバックに交換してインセクトロン集合!
大きさのことよりも色の方が気になるシャープネルとボンブシェル。
最後はランサックに戻し、本来の設定である好戦的なイメージのポーズで締め。
総評
元になったキックバックはまだ国内版の発売前ですが、ランサックのデザインが好みだったので先に単品で購入。
個体差か関節のゆるい箇所と逆に硬すぎる箇所があって一部調整したりはしたものの、
基本的には良い出来でカラーリング等も相まってかなり気に入りました。
ランサックが属するデラックスインセクトロンはどれも元(ビートラスの設定)のデザインがカッコいいので、
この流れでぜひ他の3体もリメイクしてほしいですね。
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