
海外版の『レガシーエボリューション』シリーズより、ボイジャークラス「レオプライム」(国内版ではレガシー「TL-25 レオプライム」)のレビューです。
本体・オプション

ロボットモードはスタイル良好!
商品名は「レオプライム」ですが、この見た目だとやはり本来の「ライオコンボイ」と呼びたくなりますね。
各部のパーツ配置はオリジナルのライオコンボイの玩具を踏襲しつつ、
旧玩具では左肩にあった尻尾が内側に収納されているなどのアレンジされている箇所もあり。

腕の後ろにあるライオンの前脚パーツは、オリジナル版より大きく目立つ感じになってます。

頭部は旧玩具よりもアニメ寄りのデザインに。かなりのイケメン!

左胸にはカバーが開き中のエネルゴンマトリクスと思しきパーツが見えるギミックあり。
あっさりした造形と彩色ながら、旧玩具をオマージュしたギミックは良いですね。

ビーストモードはおなじみのホワイトライオン。
造形は悪くないのですが、オリジナル版では発色の良い金色だった鬣と尻尾が黄土色の成型色になったことでややチープな印象に。
コストの関係かとは思いますがここはもうちょっとなんとかしてほしかったです。


少しわかりにくいですが、鬣の背中にかかる部分と、爪は金色に塗装されてます。
同じように鬣全体と尻尾が塗装されていたらだいぶ印象が違ったと思うのですが…。

ライオンの顔つきはアニメとも旧玩具とも異なるリアルめな造形。
ただ目が黄色で瞳も無いので虚ろな表情になっていてなんだか不気味な雰囲気に。
目玉くらい描いた方がいいかな…。

口には開閉ギミックがあります。(さっきまでずっと開いてたので閉じました)

付属武器は小さなものが2種類×2個ずつの4個付属。
手にも持たせられますが、主にボディに取り付けて使用します。

ロボットモードでの武器取り付け例。

細い方の武器は背中のカバーの内側に取り付けておくことができ、そのままビーストモードへ変形も可能。

ビーストモードでの取り付け例。
位置は旧玩具のミサイル展開ギミックのオマージュになってます。
アクションなど

白いライオンには崖がよく似合う。

ビーストモードでは四肢が可動します。
というわけで、ライオコンボイ、変身!



変形は、上半身はオリジナル玩具からだいぶアレンジされつつも各部の決め位置がかっちりとしており、
下半身はほぼオリジナルそのままで脚を伸ばしたり向きを変えたりするだけ。
タイトすぎたり難しすぎるような箇所もなくよくまとまってると思います。

可動は近年のジェネレーションズ系準拠で腰回転や足首の内側への可動あり。
拳回転はありません。

肩アーマーはこのように後ろへ逃がせるようになっているため、ほとんど可動の妨げにはなりません。
そもそも逃がさなくても思ったほど邪魔にはなりませんが。

以下適当にアクション。



武器使用の一例。
腕の横に付けられるのも旧玩具オマージュですね。

ライオン前脚の裏にあるクローが展開できるのも旧玩具オマージュ。
できる限りこういったギミックを入れてくれてるのは嬉しいですね。
しかし改めて近年標準装備の足首可動の恩恵は大きいなあ。

以上、レオプライム…いやさ、新生ライオコンボイでした。
総評
全体的にかっちりした造りで変形やポーズ付けがしやすく、
また造形面も個人的には特に不満なくよく出来たアイテムだと思います。
が、出来が良いだけに鬣などの色味やライオンの顔ののっぺり感など、彩色面のマイナス点がもったいないなと。
腕に覚えのある方は塗装してみると満足度が向上するかもしれませんね。無論、自己責任で…。
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