『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』より、別売りの「DXドンオニタイジン」と組み合わせて遊べる拡張オプションセット的なやつのレビューです。
※DXドンオニタイジンのレビューはこちら↓
パッケージ
和風の木箱のようなデザインに、ドドンと大きな桃とロゴ。
オプションセットとはいえロゴも妙に凝ってます。
箱を開けるとドンモモタロウとオニシスターが。
こういう遊び心は楽しいですね。
…なんて思ってたら上下のベロの部分にはサルブラザーと、
キジブラザーの顔が。
ということはイヌブラザーも…ちゃんと裏面にいました。
DXドンロボタロウ可動増強版
本商品のメインである、一部パーツが新造されたドンロボタロウ。
可動増強版ということで脚部の可動箇所が増えていますが、上半身は通常版と変わりなし。
見た目もほぼそのままです。
背面と、背中のドンオニタイジン用の兜パーツも特に変わりなし。
通常版(左)との比較。
可動増強版は腰の前垂れ部分が可動するようになっているため、その部分の造形が少し違います。
また腰周りのパーツの成型色が少しツヤのあるものになっています。
可動に関しては、前垂れが上げられることで脚を前方向へ大きく動かせるようになり、クリック位置も大幅に増えてます。
また外側へも開けるようになりましたが、腰の横のアーマーは動かないため当たる位置まで。
そして大腿部の縦ロール軸のクリックが無くなってました。
ともあれ、ドンオニタイジンへ合体してから発揮される可動性の真価は後ほど。
その他のオプション
交換用開き手パーツが左右一つずつ付属。
ドンオニタイジンとサルブラザーロボタロウ両方の形態で使うことができます。
ちなみにこの交換用手首には付け根の部分に可動軸が追加されており、ポージングの表情付けにとても便利になってます。
こちらは手に持たせる「ドンばい(軍配)」。
劇中では合体完了時に持ってるやつですね。
武器ではない手持ちアイテムの商品化はかなり珍しい気が。
続いて床几。「しょうぎ」と読みます。平たく言えばイス。
天板中央の出っぱりの部分でドンオニタイジンと緩く接続できるようになっており、これがあることで滑らずに座らせておける感じです。
最後は陣幕背景パーツ。
厚紙に印刷されているいわゆる背景紙ですが、発色が良くとても綺麗です。
アクションなど
さっそくドンオニタイジンに合体!
通常版では不可能だった劇中通りの出陣シーンが再現可能。
「いざ尋常に、勝負勝負!!」
下半身の可動性が大幅にアップしたことで、何気ない立ちポーズでもかなり迫力マシマシに。
開き手パーツのおかげで見得を切るポーズも決まります。
これまた通常版では近いポーズすらとれなかったオニキックもこの通り。
キジンソードを使ったアクションもさらに映える!
ただ大腿部の縦ロール軸のクリックが無くなったことで、傾けすぎると自重で縦ロール部分が勝手に動いてしまうことがありました。
ここはクリック箇所を増やす方向でも良かったかも。
地味なところだけど、ハの字立ちも自然にできるようになりました。
飾っておくときは素立ちにしておくことも多いので、個人的にはこれだけでもけっこう嬉しかったり。
最後は再び座った状態で。
鎧武者の意匠もあるので本当によく似合います。
以上、可動増強その他諸々ドンオニタイジンでした。
総評
通常版のドンオニタイジンも歴代DX戦隊ロボの中では破格の可動域でしたが、今回の可動増強版のおかげで真に求めていた可動性が実現!
通常版の可動域がやや抑えめだったのは虎龍攻神ほかとの合体を想定した強度確保が理由だったそうなので、当然ながらそこに対する不満はなく、むしろ今回の可動増強版を出してくれたことをとても嬉しく思います。
動かしてみた感想としては、大腿部の縦ロールが少し緩い点だけが気になりましたが他は文句なし。
オプションに関しても充分な内容で、欲を言えば見栄え重視のキジンソードも付いていたら最高でしたが、まあそれは言っても仕方ないということで。(でも出してくれたら買います)
とにもかくにも、通常版でも大いに感動したDXドンオニタイジンが可動が増えたことでさらに気に入りました。
改めて、新しいDX戦隊ロボの時代が始まったな…!
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