スタジオシリーズの『トランスフォーマー ザ・ムービー』からのラインナップより、
ボイジャークラス「アイアンハイド」のレビューです。
本体・オプション
各部の造形やがっしりとした体形、全身の鮮やかな赤いカラーリングなどかなり理想的なアイアンハイド!
扱いはボイジャークラスですが、ロボットモードの大きさは少し大きめのデラックスクラスくらいです。
スタジオシリーズということで近年のGENERATIONS系に多い5mmジョイント穴などは無く、肉抜き穴も少なめ。
ただ拳の裏の肉抜きはけっこう目立って気になります。
顔も精悍な感じで理想的なアイアンハイドっぷり。
気のせいかもですが公式の見本の画像より実物の方がカッコよく見えます。
ビークルはワンボックスカー。
アイアンハイドとしては当たり前だけどこれがイイ感じ再現されていることがなんど素晴らしいことか!
パーツの合わせがややタイトな部分があるものの、変形時に余剰になるパーツもなく、見た目を大きく損なうようなパーツ分割箇所もなく、これまでに発売されたアイアンハイド玩具の中では最高峰のまとまり具合だと思います。
ちょっと気になる点として、後部のウインドウはクリアパーツではなく塗装もなし。
割と見た目が良いだけにここも塗装されてるとなお良かったですね。
クリアパーツのパーツ表記がしっかり見えていたりパーツの合いが少し悪かったりと若干気になる部分はあるものの、概ね良い感じ。
近年はホイールの塗装が省略されているアイテムも珍しくないですが、やっぱり塗られていると嬉しいですね。
武器は小型の銃が2丁付属。
武器はロボットモードでは背中や、
脚部の後ろに取り付け可能。
ビークルモードでは天面や、
底面に取り付けておくことができます。
※2024/2/11追記
スタジオシリーズの恒例の背景台紙を紹介するのをすっかり忘れてました(汗)。
絵柄は「SS-117 ラチェット」の物と同じなので、気になる方はそちらのレビューをぜひご参照くださいm(_ _)m
アクションなど
アイアンハイド、トランスフォーム!
変形は一部シージやアースライズ版から発展したような箇所もありつつ、ビークルの外装が上手く畳まれて各所に収納/配置されています。
パーツの薄い箇所などもあり、やはりGENERATIONS系に比べると若干慎重さが要る感じではありますが、それでも難しすぎることはなく何度も変形させたくなる魅力あり。
可動も近年の標準的な箇所はすべて備わっており全身よく動きます。
腰の前垂れは一つのパーツになっていて、片方の脚を前に出すと全面はね上がって見た目がちょっと悪いので、欲を言えば左右で別々のパーツになっててほしかったですね。
パッケージイラストのポーズを少しアレンジ。
足首の接地性も良好。
各部の関節の渋みもちょうど良い感じです。
ここでアースライズ版(左)と比較。
ER版の渋いカラーリングも嫌いではないですが、やはり赤の色味が濃い方がアニメのイメージには近く見えます。
ちなみに大きさはほんの少し今回のSS版の方が小さいけど、ER版の方がデラックスクラス扱いなんですよね。
しかしSS版の方がパーツ数が多く密度があり、重量も重いです。
お遊びで、G1玩具リスペクトモード。
こういうロボットけっこう好き。
さらに派生でデフォルメロボットっぽく。
以上、SSアイアンハイドでした。
総評
念願のかなり理想に近いアイアンハイドが手元に!
人気キャラであるアイアンハイドはこれまでに何度もリメイクされてますが、
余剰等なしでの地球のワンボックスカーへの変形と、ロボットモードのデザインの良さから、現時点におけるG1アイアンハイドの決定版と言って良いかと。
キャラクターが好きな方にはかなりオススメです。
これのリデコでラチェットも出してくれることを期待してます!
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