スタジオシリーズの『ビースト覚醒』からのラインナップより、
ボイジャークラス「バトルトラップ」のレビューです。
本体・オプション
キャラとしては悪役側の勢力であるテラーコンの一員ながら、知らなければオートボットのようにも見えるヒロイックなデザイン。
使用されている色数はそこまで多くないものの、成型色の色味が良く、何気に胸部のバンパーの部分に汚し塗装が施されていたりと押さえるところはしっかり押さえている印象。
腕の後ろにはビークル時のクレーンアームになるパーツがあり、微妙に定位置がわからないのですが、この状態が一番収まりが良い気がします。
頭部のデザインもこれまでの実写映画TFの中ではかなりヒロイック。
ただ目の下にピンク色の線が入ってるのが見ようによってはちょっと照れてる感じにも見えちゃいますね。
ビークルはGMCのC50ピックアップトラックのレッカー車。
パッと見は悪くない感じですが、ロボット→ビークル変形時のパーツの位置合わせがタイトで触ると少し不安定な感じがします。
クレーンアームは動きそうでほとんど動かず。
ロボット時の手首がそのまま見えているのも若干気になります。
一応丁寧に変形させたつもりなのですが、どうにもパーツがうまく規定の位置に固定されずちょっとガタついた感じに(個体差?)。
元のビークルのデザインはカッコ良いのだけど手触りが微妙なのが惜しい…。
武器は銀色のメイスが付属。
映画の予告映像ではチェーンの先端に鉄球が付いてる感じでしたが、チェーンはモールドにあるのみで付属しません。
取り付け方はこのように開いて手首にセットし、再び閉じる方式になってます。
ビークル時はクレーンアームの先端に取り付け可。
スタジオシリーズ恒例の背景台紙。
予告映像で似たような場所が映った気もしますがはっきりとはわからず。
映画を観たらきっとわかるでしょう。
アクションなど
バトルトラップ、トランスフォーム!
変形はビークル→ロボットは適度な難易度でパーツ移動の面白味もあり。
スタジオシリーズとしては易しい方な気さえします。
ただ前述の通り逆のロボット→ビークルに関しては一部手順がタイトだったり、ややパーツの合いが悪い箇所あり。
可動は近年のスタンダードな感じで、全身各所よく動きます。
手首の回転が無いのがちょっぴり惜しいかな、というくらい。
腕の後ろのアームはトンファーのような武器に見立てて遊ぶことも。
というか実際に武器だったりして…?
メイスは劇中のものとは違いほぼバルクヘッドのレッキングボールみたいですがこれはこれで。
パッケージイラスト風ポーズ。
ほんと悪役とは思えないヒロイックオーラやな…。
最後は背景台紙とともに。
どんなシーンなのか楽しみです。
総評
ビークルモードに関して少々辛口な評価になってしまいましたが、個人的にはロボットモードのデザインに惹かれて購入したので実のところそこまでは気にしていなかったり。
ロボットモードは期待通りのカッコ良さと遊びやすさでその点はむしろ満足!
変形玩具として100点はあげられないものの、デザインが気に入った方ならばオススメです。
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