『トランスフォーマーレガシー』の「VS500コレクション」シリーズより、
ビクトリーユニバースの「ギャラクシーシャトル」(リーダークラス)のレビューです。
本体
本商品はシージ版アストロトレインのリデコアイテムになっており、頭部のみ新規造形。
そのためG1玩具版とは各部のデザインが異なりますが、顔やカラーリングでそれらしい雰囲気にはなってます。
またカテゴリはリーダークラスですが、本体のサイズはボイジャークラスくらい。
頭部デザインはG1玩具版のパッケージイラストのものに近い雰囲気。
バイザー部分の塗装が綺麗で発色も良好。
アストロトレインが元になっているためスペースシャトルとしてはやや歪な造形になってますが、一方でカラーリングはよりそれらしいものに。
サイバトロンエンブレムの位置や側面の2本の線と「V」の字など、G1玩具版のオマージュがあるのも嬉しいところ。
アストロトレインを流用したことで今回のギャラクシーシャトルはトリプルチェンジャーになっており、新たにトレインモードへも変形可能に。
こちらも色のおかげでアストロトレインよりも機関車らしくなってます。
またシャトルモードでは全体的に白かったのが、ほとんど黒に反転してるのも面白いですね。
トレインモードではコロ走行遊びが可能。
ちなみにシャトルモードでは後部に車輪が無いためできません。
オプション
本体各部の5mm穴に接続できる武器が5つ付属。
これらもアストロトレイン付属のものの色違いです。
画像の一番上の二つは左右対称の造形になってます。
全て合体させて大型の武器にすることも可能。
シャトルモードへの取り付け例。
なんて物騒なスペースシャトルなんだ…。
トレインモードへの取り付け例。(4つ付けてます)
武装機関車、カッコいいな…。
もう一つのオプションとして、様々な形態に変形可能なコンテナが付属。
これもアストロトレイン付属の物の色違い。
このように展開して
シャトルを乗せておけたり、
このように変形させると、
シャトルの発射台に。
コンテナのままトレインモード後部に接続も可能。
底面に車輪が付いているのでこのままコロ走行もできます。
コンテナと武器全てを付けた状態。
さらにこのように分離・変形させることで、
ロボットモードの背中と脚の裏に取り付けて強化形態にすることも。
アストロトレインの時も思いましたが、コンテナは背負っているだけなのでもうちょっと武装らしくできたらよかったな…なんて思ったり。
おまけに接続部から左右に回転してしまうため、安定感もイマイチ。
ロボットモードで全ての武装を取り付けた状態。
またコンテナ内部にこのように全ての武器を取り付けると、
そのまま閉じて内部に収納しておくことができます。
アクションなど
ギャラクシートレイン…もといギャラクシーシャトル、トランスフォーム!
(名前に”ギャラクシー”って入ってるし、これで宇宙を征くなんてまるで銀〇鉄道のよう)
シャトルモード!
…からの、さらにトランスフォーム!
各モードへの変形は、トリプルチェンジャーということである程度の手応えがある難易度ではあるものの、
各部のパーツ固定がしっかりしていて全体の可動箇所も固めなので、しっかりと手順を覚えればそこまで難しくない部類かと。
可動箇所は近年のレガシー準拠で基本的な箇所は備わっています。
腰回転あり、手首の回転は無し。
腕が背中の翼に当たったり、角度によっては脚部も干渉しますが、その辺はやむない所かと。
あと腰の前垂れの黒いパーツは、変形都合も兼ねていて前方向に逃がせます。
翼のあるキャラは空中に浮かせたくなりますね。
合体武器で必殺攻撃!(エフェクトパーツはHASLabスターセイバーから拝借)
パッケージイラスト風ポーズ。
最後はレガシーシリーズから発売されている『トランスフォーマーV』の仲間たちと。
アニメ作中ではギャラクシーシャトルはもっとずっと大きいですが、玩具的にはこれくらいのサイズが遊びやすいので個人的には問題なし。
ブラッカー不在なので、当面は俺設定でスターセイバーの副官ということにして遊ぼうかと思います(顔もいかにも”副官”っぽいしね…)。
総評
TFではいつものこととはいえ、顔とカラーリングが変わることでここまでヒロイックになるとは!
元のアストロトレインの出来が良かったので遊びの面でも大きな不満はなく、むしろ2種類のビークルモードの色がより本来のモチーフっぽくなったので、転用するキャラクターのチョイスもとても良かったと思います。
なによりデザインがかなり好みなので、たまにある”日本のアニメ発キャラなのに日本で発売されない”ということもなく、無事に納得のいく価格で入手できて良かったです。
コメント