【TF】スタジオシリーズ「SS-141 ミラージュ」レビュー




トランスフォーマートランスフォーマー玩具レビュー

スタジオシリーズの『ビースト覚醒』からのラインナップより、

デラックスクラス「ミラージュ」のレビューです。

 

本体・オプション

ロボットモード 前面

ロボットモードは劇中のスラッとした細身とは異なり、ガッチリとしたスタイル。

もともと変形玩具では再現が難しそうな体型だったし、個人的には好みのスタイルなのでむしろアリです。

各部のディテールはできる限り再現しようとしているのが見て取れますし、前腕部分がクリアパーツになっているのもミラージュの特性を表現しているようで良いですね。

 

ロボットモード 背面

 

頭部アップ

頭部も劇中とは印象が若干異なりますが、これはこれでカッコよく、ミラージュらしい不敵な雰囲気もよく表現されていると思います。

口元はこの写真だとニヤリと笑っているように見えますが、角度によってはキリッとしてるようにも見えたりする(後の写真参照)のが面白いです。

 

ビークルモード 前面

ビークルモードは正式にポルシェのライセンス許諾を得た「ポルシェ911(964型)」。

少々分割線が目立つものの、フォルムは実車に忠実で、大部分が塗装された外装の見た目も綺麗です。

先端の中央部にはオートボットエンブレムあり。

 

ビークルモード 背面

特徴的なテールランプ部分も塗装で再現されています。

欲を言えばタイヤのホイールまで塗装されていたら言うことなしでしたね。

 

ビークルモード 側面

ドア部には正式ライセンスの証「PORSCHE」の文字!

 

オプションとして手に取り付けられるアームキャノンが付属。

 

ビークルモードでは車体底面に取り付けることができます。

 

スタジオシリーズ恒例の背景台紙。

主人公・ノアが住むブルックリンの路地と思われます。

画像では見えにくいですが、中央の少し上の所に謎のテープが貼られており、シワが目立って嫌なので剥がしたいのですが、剥がすと台紙が破れそうなのでそのままにしてます。

これたまに遭遇しますが一体何なんでしょうね。

 

 

アクションなど

ミラージュ、トランスフォーム!(CV:藤森慎吾)

 

 

変形はややタイトな箇所がいくつかあり、特にロボット→ビークルはきちんと工程を理解していないと難しい感じです。

商品の対象年齢は8才以上となってますが、そのくらいのお子さんにはかなり厳しい気がします。

 

可動箇所は全体に充分に備わっているのですが、それぞれの可動範囲は狭めで、さらにガワが干渉する箇所も多いため、結果的に近年のアイテムの中では動かしにくい方になってしまってます。

 

特に大腿部の後ろのドアパーツが干渉しやすくて下半身のポージングに苦労しますが、腰の後ろのガワパーツを上に跳ね上げてあげると少しだけ動かしやすくなります。

 

パッケージイラスト風ポーズ。

 

ここで「デラックスクラスシリーズ」版(右)と比較。

意外にもサイズはさほど変わらず。

やはりディテールや塗装などは今回のスタジオシリーズ版の方がだいぶ豪華になってますね。

 

ビークルモードでも。

並べるとデラックス版がチープに見えてしまいますが、これはこれで変形が簡単で遊びやすいといった魅力もあります。そこがTF玩具の良いところ。

  

ミラージュ「劇中に準えて分身して敵を撹乱するぜ!」

ノア「いやこれじゃ騙せないだろ!一人知らない人が混ざってるし!」

(ポルシェが元ネタの人(この玩具はポルシェじゃないけど)をゲストに迎えて…)

 

ノアとグータッチ!

本当はノアは右手でやりたかったけど腕の形状の都合で逆向きに。

 

そして共闘!

これがやりたかったんだよな~。

 

最後も背景台紙を使ってノアと一緒に。

 

 

総評

変形の難しさやロボットモードでの動かしにくさなど少々残念な点はあるのものの、好きなキャラクターのグッドルッキングな玩具が手に入ったという喜びで相殺されるので個人的には無問題!

またミラージュとは関係ないですが、ポルシェのライセンスが取得できたということで、マイスター(ジャズ)のマスターピース化も実現できたらいいなと期待が高まりますね。

 

ここからは商品内容とは関係ないことなので読み飛ばしてもらって構いませんが、国内版の発売が海外版から通常ではありえないほど大幅に遅れたことについては、やはり疑問と不満が拭いきれないのが正直なところではあります。(「さっさと海外版を買えばいいだろう」という方もいるかもしれませんが、そういうことではないんですよ)

映画公開時にかなりの人気を博したキャラクターなのも勿体ないというかなんというか。

ともあれもう過ぎたことなので、今後はこういったことが無いことをいちファンとして願います。

 

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