
1986年から1991年にかけて「テレビマガジン」他に掲載されたトランスフォーマーの関連コミックが
一冊にまとめられた『トランスフォーマー ザ★コミックス』。(単行本の発売は2002年)
基本的な設定はアニメ等と共有しつつ、一部独自の設定やストーリーを盛り込んだ
その魅力的な世界を少しだけ紹介します。

まずは内容に入る前に単行本のカバーを外したところ。
裏面まで一枚絵になっていて『ザ★ヘッドマスターズ』のデストロン勢が描かれているのですが、
表紙側はシックスショットが大きく映っており知らない人が見たら主役と勘違いされそう。
(実際主役級に活躍する回もあると言えばありますが)

目次。
巻末にはまがみばん先生のインタビューや金田益実先生によるあとがきも。

さあ、戦いの始まりだ!
初代トランスフォーマーでは基本的にアニメ版の設定に則りつつ、
割と頻繁に日本へやって来るサイバトロンと、日本人の少年ケンジくんとの交流が描かれます。

もちろんデストロンも頻繁に日本へやって来る。
メガトロン様もスタースクリームも元気いっぱい!

ビークルモードでの走行の勢いを利用して変形しつつ攻撃するトランスフォームアタック!!
これはTFの特性を活かしつつ画面映えもしてカッコいい!

なお『2010』のサイバトロン勢はしょうぎだおし殺法で合体兵士たちをやっつけます。
ちなみにこのシリーズ2作目のタイトルは『2010』ではなく、いかなる理由かわかりませんが
『超ロボット生命体物語 ザ★トランスフォーマー』となっています。

『ザ★トランスフォーマー』には知る人ぞ知るあのギルトールも登場。
ちなみに左下にいるおっさんはこのページにしか登場せず、
セリフも無いので何者なのかまったくわかりません。

圧倒的なパワーを持つギルトールを倒すためロディマスとガルバトロンは一時的に共闘し、
どうにか撃破に成功。画像のように言葉を交わして別れます。
ガルバトロン様の謎の勢い。

『ザ★トランスフォーマー』の次にはアニメには無いコミックオリジナルの『トランスフォーマー大戦争』というシリーズがスタート。
合体戦士が多く活躍したり終盤にはヘッドマスターが登場したりと、
アニメの『スクランブルシティ発動編』+『ザ★ヘッドマスターズ』の序章、といった感じ。

そして本格的に始まる『ザ★ヘッドマスターズ』。
ヘッドオンされる前に相手のトランステクターを破壊するという情け容赦ない攻撃が炸裂!

続いて『超神マスターフォース』が開幕。
ジンライはコンボイに似てるから司令官になったんだ!文句あるか!

そして『V(ビクトリー)』へ。
スターセイバーの性格はアニメ版に比べてややテンションが高め。

コミック独自の要素として『超神マスターフォース』の秀太(右端)とキャブ(右から2番目)が再登場。
しかしスターセイバーの評価がIDW版かのように酷い。まあすぐ後に誤解は解けますが。
ちなみに左端はコミックオリジナルの、デスザラスを慕うサイボーグの少年「ソロン」。
その隣はアニメにも登場する「ジャン」なのですが、アニメ版とはデザインが大きく異なります。

ジャンをデストロンに引き入れようとするソロンとデスザラス。
そしてけちだと罵られた瞬間に壁を破壊して入ってくるスターセイバー。

デスザラスにはコミックオリジナル形態も。
ソロン用の巨大ロボ「キングソロン」(これもオリジナルのロボ)と合体した「キングザラス」。

これまた本作オリジナルのキャラ、デスザラスの妻「エスメラル」(右端)と、
中央のレオザックの妹「ライザック」、そして左端の恐竜戦隊の子どもたち。

実はデスザラスたちにもとある事情があったことがわかり、最後は和解エンドになります。
アニメ版とは異なるものの、これはこれで好き。

続く『Z(ゾーン)』にもスターセイバーが登場。
ダイアトラスは正統派のヒーロー然とした性格。

最終シリーズ『ザ★バトルスターズ』。
最近ついに玩具化されたスーパーメガトロンも登場。

地球にすっかり馴染んだコンボイ司令官の気の利いた返し!!

巻末には『マップス』や『クロスボーン・ガンダム』等で知られる長谷川裕一先生による
応援メッセージ&イラストも。
長谷川先生の描くトランスフォーマーって他で見たことが無い気がするのでかなり貴重かも?
以上、ほんの少しだけザ★コミックスの世界を紹介しました。
『V(ビクトリー)』がお気に入りのシーンが多いのでつい分量多めになってしまいましたが(苦笑)。
それぞれアニメとは展開や雰囲気が違ったりするものの、高い作画力とテンポの良さで
トランスフォーマーの、特にG1ファンにはとても楽しめる内容になっています。
玩具ファンとしてはコミックオリジナルのギルトールやキングザラス等も
いつか商品化されないかな~と期待しております。(スーパーメガトロンも出たことだしね)





コメント