『仮面ライダーギーツ』のアクションフィギュアシリーズ「リボルブチェンジフィギュア(RCF)」より、
「仮面ライダーギーツ マグナムブーストセット」のレビューです。
セット内容
パッケージを開けてまず最初に目に入ってきた上半身。
なるほど、これと下半身パーツを合体させることでギーツが完成するんやね?
と思ったらもう一個のパーツも上半身で下半身パーツ入っとらんやないかい!
…まあ茶番はさておき、実は二つのボディパーツがそれぞれ上半身にも下半身にもなるという
ライダーフィギュア史上かつてないギミックが搭載されており、このセットで2種類のフォームを再現することができます。
ギミックの紹介は後ほど。
ボディパーツの頭部に被せるヘルメット。
耳の部分は穴が開いていて、目の部分はクリアパーツになってます。
ボディパーツの背中に取り付けるマフラー。
手持ち武器「マグナムシューター40X(フォーゼロエックス)」。
塗装はまったくありませんが造形はなかなか良い感じ。
ちなみにこちらは「ライフルモード」。
銃身部分を折り曲げることで「ハンドガンモード」へ変形させることができます。
ギミック
ひとまずブーストボディを下半身の状態へと変形。
上半身時の頭部を背面へ逃がし、胸部が太腿になり、肩から先が膝から下のパーツになり、手首部分が足首になります。
各部の位置や向きを調整して完成。
ちなみにマグナムボディも変形方法はまったく同じです。
腰部分で上半身パーツと下半身パーツを合体させます。
そこにヘルメットとマフラーを取り付けることでマグナムブーストフォーム完成。
ギミックの都合でやや胴が長く下半身のボリュームが小さい少々クセのあるスタイルになってますが、
逆に言えば大胆な変形ギミックを持ちながら破綻が少なくまとめられているとも言えます。
下半身側に付いている頭部は背中に配置されます。
劇中とは少しバランスが異なりますがなかなか良い造形の頭部。
塗装は部分によって少々ムラあり。
横から見た時の特徴的な造形もある程度は再現されてます。
武器と同じく塗装箇所こそ少ないものの造形は良いバックル部。
ブーストマグナムフォーム時は左右(上下?)反転します。
ベルトの横にはマグナムシューター40Xを取り付けることができます。反対側も可。
マグナムボディの両腕にはアーマードガンを展開するギミックもあり。
さてここで上下を反転させて・・・
下半身を上半身に、上半身を下半身に変形!
ヘルメットとマフラーを付けてブーストマグナムフォームへリボルブチェンジ完了!
上下の白と赤が反転するだけでだいぶ印象が変わるのが面白いです。
同じヘルメットでも口元のデザインと目の色が少し異なることでまた違った印象に。
こちらも割と好み。
大きさはフィギュアーツに近いサイズになり、数年続いていた「ライダーキックスフィギュア(RKF)」準拠のサイズ感とはまったく異なります。
アクション
可動は変形ギミックの恩恵もあって各部よく動きます。
ただ足首の左右方向の可動範囲は狭いため、接地性は低め。
とはいえバランスをとればこのようなポーズでも自立させられます。
ブーストマグナムフォームにチェンジ!
ブーストストライク!
…からの、再びリボルブチェンジ!
必殺…
マグナムブーストグランドビクトリー!!
以上、RCFギーツ マグナムブーストセットでした。
総評
アクションフィギュアとして見るとややクセのある感じではありますが、
本質はそこではなくやはりリボルブチェンジギミック!
過去にもパーツ交換で様々なフォームが再現できるライダーフィギュアはありましたが、
今回はそれらの要素をさらに進化させた印象で、今後の展開次第ではギーツ以外のライダーのフォームも色々と再現できそうで期待が高まります。
ともあれ『仮面ライダーギーツ』が始まったばかりの今、すぐにガシガシ遊べるライダーフィギュアとしてもオススメです。
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