【ガンプラ】ベストメカコレクション「1/144 RX-78-2 ガンダム (REVIVAL Ver.)」レビュー




ロボット系ホビーレビュー(TF以外)

原初のガンプラ「1/144 RX-78-2 ガンダム」が当時のフォルムを残しつつ多色成型やタッチゲートなどの現在の技術を用いてリバイバル!

ガンプラはたまにしか組まない人間によるほぼ初心者目線のレビューになりますのでその点ご了承ください。

 

パッケージ・内容物

パッケージ 表面

パッケージはオリジナル版のデザインを踏襲しつつ新要素を加えたものに。

何気にアムロのイラストも変わっている模様。

 

アムロの足の下に書かれている一文。

なるほど。見せてもらおうか、45年の進化とやらを!

 

パッケージ  側面(上/下)

上面の方のイラスト部分はパーツの色分けを表すCGになってます。

 

パッケージ  側面(左/右)

側面にはオリジナル版の写真も。

昔のは色分け無しの真っ白だったんですよね。

 

ランナー(A1/A2)

4枚あるランナーのうちの2枚。

上のA1ランナーは3色、下のA2ランナーは4色が1枚で成型されています。

今では普通になってるとはいえ凄い技術ですよほんと。

 

ランナー(B1/B2)

残りの2枚は白一色。

画像ではわかりにくいですが、肉眼で見るとうっすら緑がかった白色をしてます。

 

組立説明書

説明書もオリジナル版をイメージしたレトロな雰囲気。

 

説明書には組み立て説明だけでなく昔の思い出的なものまで書かれてました。

そういえばそんなことあったなあっていう。

 

これは自分は記憶に無いのですが、けっこうあるあるネタだったみたいですね。

 

ここで組み立ての際にちょっとグッときた点をピックアップ。

ガンダム系の頭部のヘルメットって、前後に分かれている2パーツを合わせる物が多いイメージですが、

 

今回の物はヘルメットが一体成型になっており、そこに目~マスク部のパーツを下からスポッと挿し込むようになってました。

 

個人的には(たぶん)初めての感覚だったのでなんだか面白かったです。

 

 

本体・オプション

本体前面

そんなこんなで完成!

今の目で見るとお世辞にも良いプロポーションとは言い難いですが、今回に限ってはむしろそこがイイ!

フォルムはレトロだけど組むだけで色分けは概ねできていて、パーツの切り離しにニッパーも要らず、組み立てに接着剤も不要!

もし当時以来ガンプラを組んでいない人がこれを組んだら相当驚くだろうな、というくらいにはしっかりと進化が感じられます。

 

本体背面

背面も非常にスッキリ。

ちなみにビームサーベルの柄は取り外しできません。

 

頭部アップ

頭部は色分けのために構成するパーツ数が増えていたり、全体的に造形がシャープになっているなどオリジナルと全く同じ造形というわけではないようですが、各部パーツのバランスなどはしっかり再現されてます。

懐かしい感じもしつつ、一方でこれ今の目で見ても普通にカッコいいよなという感覚もあり、個人的には無数にあるRX-78の立体物の中でもだいぶ上位に入る好みのバランスです。

 

ちなみに自分はガンダム系を組む際はアンテナのフラッグを削るのと、マスクのへの字と左右のダクトの墨入れだけはやってるんですが、今回はあえてそれもせず完全なるパチ組みに留めてます。

 

頭部を別の角度からも。

うーむ、やっぱり普通にバランス良いしカッコいいぜ…。

 

可動に関しては意図的にオリジナルと同じにされてます。

首回転、肩は前後方向回転+左右開き、肘・膝は80°ほど可動、手首はボールジョイント、足の付け根&足首は前後方向に少しだけ可動、といった感じ。

 

オプションパーツ

装備できるアイテムとして「ビーム・ライフル」、「ビーム・サーベル」、「ビーム・サーベル(柄)」、「シールド」が付属。

サーベルの柄は説明書だと余りパーツみたいな扱いになってますが、別売りのガンプラの刀身パーツを付けられるようになってます。

 

シールドの裏面にはグリップが付いていて、ここを手に持たせます。

 

 

アクションなど

ガンダム、大地に立つ!

本体はあまり可動しないものの、アニメ第一話で最初に立ち上がったシーンはしっかり再現できるのが嬉しいところ。

 

とりあえずパンチ!

これでもたぶんオリジナル版発売当時の玩具や模型の中ではまあまあ動く方だったのではないかと。

 

スタンドを使用しての前蹴り!

実は足首の接続ジョイントはボール状になってるんですが、左右に動かせるクリアランスがほぼ無いため実質前後にしか動かせません。

 

ライフルとシールドを装備して出撃!

 

空中からの射撃!

スタンドを接続する穴などはありません。

 

ビーム・サーベルで斬る!

…と言いたいところだけど色を付けてないのでどうも棒で殴ってる感じに。(まるで発光前のリボルケインのよう)

 

ここで近年組んだ数少ないガンプラの一つ、エントリーグレードのガンダム(左)と。

これもパーツ数が少ないのに造形も可動も優れているという一種の進化の極致みたいな物で、それぞれ違ったアプローチで長年の技術の積み重ねを感じることができます。

 

そして今回のガンダムを購入するきっかけの一つになったミッシングリンクのコンボイとも。

ジャンルもメーカーも異なりますがこちらも今年発売された、昔発売された商品のフォルムを残しつつ最新技術を投入してリバイバルされたアイテムという共通点があるんですよね。

どちらも長年馴染みがあるキャラクターコンテンツで、割と近い時期に似たようなコンセプトのアイテムを並べられたというのは面白いですね。

 

というわけで(?)、ここで2体の勝手なコラボ!

ガンダム、大地に立つ!

 

…と思ったけど身体が固くてぜんぜん立てないのでコンボイ司令官が助けてくれました。

 

ハイタッチ…はできないからグータッチ!

 

意気投合して一緒に出撃!

今回のガンダムのレビューでこんな遊び方してるのうちだけやろなあ…。(もし他にあったら教えてください)

 

最後はパッケージと共にできる限りの同じポーズで。

正直期待していた以上にかなり良いガンプラでした。

 

 

総評

昔のオリジナル版を組んだ記憶はだいぶ薄れてしまってるんですが、説明書に書かれている情報も込みで「そういえば昔は接着剤で手がベタベタになってたな~」とか、今さらながら組むだけである程度の色分けがされる技術に感心したりとか、色んな意味で楽しめるキットになってました。

完成後の造形や可動についてもレトロな雰囲気がかえってクセになる感じで、個人的には総じて満足度が高かったです。

組み立てもだいぶ易しい部類なので、初心者向けガンプラとしても良い商品だと思います。かなりオススメ!

 

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