
タカラトミーと他社のコラボレーションアイテムを展開する「シナジネクス」シリーズより、
『マクロス7』のファイヤーバルキリーモチーフのオプティマスプライム、その名も「バサラプライム」のレビューです。
バサラプライム本体

まずはビークルモード…ではなく、TFではあまり聞き慣れない「ファイターモード」。
当然『マクロス』のバルキリーでおなじみファイター形態から来ている名称ですね。
見た目は元ネタであるファイヤーバルキリーとほぼそのままのデザインになってます。
かなり良い造形なのですが、翼の手前あたりの、ロボット時の脚の付け根部分が丸見えになってる点だけ惜しいですね。ここが上手く隠れていたら満点だったのですが。

キャノピー部分はクリアパーツになっており、内部にはパイロット(熱気バサラ)は乗っておらず、小さなマトリクスのようなパーツが内蔵されています。

後部中央のパーツはシールドパーツになっており、変形させる際には一旦取り外して後で腕に取り付ける形になります。

ランディングギアは機首側の一つのみで、後部にはありません。

ランディングギアはこのようにたたんで収納することができます。

続いて4輪のタイヤがありコロ走行ができるこの状態が本アイテムのビークルモードになります。
見ての通り特にクルマっぽい形ではなく、ファイターモードをコンパクトにたたんだような形態。


ビークルモードに、別途付属するコンテナ(詳しくは後述)を合体させることでトレーラービークルモードに。
後ほど紹介するロボットモードはコンボイ(オプティマスプライム)モチーフのデザインなのですが、この形態はカラーリングも含めロディマスコンボイをモチーフにしていると思われ、1体で2大コンボイのテイストが味わえるという珍しいアイテムになってます。

コンテナの外見のデザインは割とシンプル。

当然ながらコンテナにもタイヤが付いていて、コロ走行ができます。

続いてバルキリーといえばこれ!なガウォークモード。
コンボイのイメージで入れられている青色が出てきたり、肩アーマーの形状や翼の位置が異なるなど、元のファイヤーバルキリーのガウォーク形態とはデザインの差異が出てきましたが、ガウォークらしい独特なフォルムはしっかり表現されています。


お待ちかねのバトロイド…もといロボットモード。
この形態でコンボイらしさを表現するためか、フォルムに関しては元のファイヤーバルキリーのバトロイド形態とは全く異なったものになってます。
とはいえ肩アーマーの配色や脚部の裾の部分など、元ネタに似た箇所もあり。
プロポーションはややクセがあってちょっと好みが分かれそうな感じ。

ファイター時の機首部分が背中にきているのはバルキリーでは見覚えがないですが、TFではよくあるのでだいぶTF寄りですね。

顔は文字通りファイヤーバルキリーとコンボイが融合したようなデザイン。
ファイヤーバルキリーの特徴的な額の部分の模様もプリントで再現されてます。

頭部を別の角度からも。かなりのイケメン。
ちょっとスターセイバーっぽさもある気がします。

基本フェイスはマスク顔ですが、それだとファイヤーバルキリーらしさに欠ける…ということで、鼻と口が造形された交換用フェイスパーツが2種付属。
左が「マスクオフVer.」で、右が「マスクオフ熱唱Ver.」になります。

それぞれ交換した状態がこちら。
元のファイヤーバルキリーは口が閉じているので左側にはその雰囲気があり、一方で口が開いている右の方はTFらしくも、そしてファイヤーバルキリーが歌っているような雰囲気もあってとても素晴らしいですね。

胸部パネルは開閉が可能で、内部にはスピーカーが造形&彩色されています。

手首には指の可動ギミックもあり。

ファイター時から取り外したシールドパーツは左腕に取り付けます。
もちろんガウォーク時でも装備可能。
その他のパーツ

先ほどのコンテナを単体で。
バサラプライム本体が付いていた部分の内側はこのようになってます。


コンテナの底面にはフェイスパーツを収納できる箇所あり。

コンテナは各部を展開することでライブステージモードへと変形させることができます。

この部分はマイクになっていて、変形機構を活用することで角度を変えたり、基部で回転させたりできます。

その他の付属品として武器(特に名称なし)が付属。
コンボイのレーザーライフルと何か別の武器が融合しているような雰囲気ですが、別にファイヤーバルキリーのランチャーポッドには似てないので何だろう?という感じ。
まあ基本的に武器なんて使わないのであまり気にしなくてもよいですね(?)。

そしてギターも付属。
ファイヤーバルキリーのパイロットにして『マクロス7』の主人公・熱気バサラが持つギターに、マトリクスのモチーフを入れたようなデザイン。
正しいコラボアイテム、という感じがしてGOOD!

武器はコンテナの底面に、

ギターはコンテナの内部に収納することができます。
アクションなど

謎ビークル…もとい、バサラプライム トレーラービークルモード出撃!

コンテナ分離、からのトランスフォーム!


ファイターモード!

続けていくぜ、トランスフォーム!



ガウォークモード!

さらにトランスフォーム!




バトロイド…あらためロボットモード!
変形はファイヤーバルキリーとはまったく異なる独自のものになっており、意外とステップ数が多めだったり、膝の部分の位置決めなど少しクセのある箇所もあるものの、何度か繰り返せば充分に覚えられるくらいの難易度。

可動は基本的には優秀で、足首の接地性も良好。
腕は動かす角度によって多少肩アーマーが干渉しないように逃がす必要あり。
あと個体差か、右脚の付け根の前後回転の箇所がやや緩かったです。

ギターは袈裟懸けに胴体にひっかけて、手で支えるような感じで持たせられます。
指可動があるので見た目も自然にできます。

ダイナマイト7のOPオマージュのポーズ。
ライブステージもなかなか雰囲気あり。

俺の歌を聴け!過激にファイヤー!
叫び顔があるのが本当に良いですね。

ここでスタジオシリーズの86オプティマスと。
体型こそまったく異なりますが、「この辺がコンボイだな」と感じられる箇所は多々あり。

続いてバンダイのHI-METAL Rのファイヤーバルキリーと。
まずはファイター同士で。
サイズはバサラプライムの方が少し大きいものの、デザインは本当にそっくり。

ガウォーク同士で。
翼の位置はオリジナルの方が見た目が良いと思いますが、脚に付いてるバサラプライムの方も案外実用性は悪くなかったりして?

最後はバトロイド&ロボットモードで。
まず改めてファイヤーバルキリーは良いデザインですね。
そしてバサラプライムも”面白い”デザインだなと思います。
基本的にバサラプライムのデザインに不満はありませんが、肩アーマーだけはもっといかり肩でもよかったかな。

せっかくなので試しにファイヤーバルキリーにギターを持たせてみたり。
『マクロス7』劇中にこんなシーンはあるわけないけど、当たり前のように似合いますね。

最後はG1初期サイバトロンの”身体にスピーカーを持ってる人”たちと。
俺たちがサイバトロンサウンドフォースだ!
総評
まずはTFと『マクロス7』両方が好きな自分にとって最高のコラボで、企画してくれた時点で感謝!
次に「タカラトミーの開発陣による、変形ステップ少なめでストレスなく変形を繰り返せるバルキリー」を(勝手に)期待していたのですが、ここはちょっと思ったのと違っていて、想像よりステップ数が多く、一部処理方法に疑問を感じる箇所もあったりして、もっと違った解釈も見たかったな…と感じたのが正直なところでした。
とはいえ、他社のハイエイジ向けバルキリー玩具と比べると遊びやすさというか”気を遣わなくていい度合い”の高さは流石で、コンテナがライブステージになるというギミック&プレイバリューの高さも面白く、購入して良かったなと思いました。
願わくば、トイライズで普通にファイヤーバルキリーや、その他のバルキリーなんかも出してくれたら嬉しいです。





コメント