Netflixのオリジナルアニメ準拠のデザインで展開する『WAR FOR CYBERTRON』シリーズより、
ディセプティコンのリーダー「メガトロン」のレビューです。
本体・オプション
造形は基本的に『シージ』版と同じで、カラーリングがアニメ劇中に近いイメージのものに。
シルバー塗装の箇所が大幅に増えたことや成型色のグレーも濃くなるなどして
だいぶ重厚感が増した印象になりました。
背中にもシルバーが吹かれた部分あり。
顔もシルバー塗装の箇所が増えて威厳マシマシ。
向かって右上の部分は意図的に成型色のままですが、個人的には全面塗ってくれてても良かったかな。
ビークルもカラーリングの変化により大幅に印象が変わり、かなり渋みが増しました。
また砲身の先端部分は付属武器(後述)を取り付けた状態になります。
砲塔部分は360°回転します。砲身の上下可動は無し。
付属武器は上がロボット時の右腕から取り外したバズーカ(シージ版では「フュージョンキャノン」)で、
下はビークル時の砲身から取り外して変形させた剣(シージ版では「テレスコピックレーザーストライクランチャー」)。
どちらもシージ版からカラーリングが変更されています。
二つの武器は合体させることも可。
バトルマスター
今回、シージ版のメガトロンには無かった「バトルマスター」が2体付属してます。
それでいて価格は据え置きなのでかなりお得感アリ。
2体はいずれも『シージ』で単体で発売されたアイテムのリカラー品で、どちらもオートボット。
両方とも名前に「キャプティブ(CAPTIVE)」と付いているので捕虜という設定のようです。
シージの「SG-01 ファイヤードライブ」のリカラー品。
「ピンポインター」はG1クロスヘアーズに付属したターゲットマスターの名前(海外名)と同じで
カラーリングもほぼそのままなので、シージのクロスヘアーズに持たせたいところ。
腕と脚の付け根がボールジョイントで動きます。
銃型の武器へ変形。見てわかる通りとてもカンタン。
手足パーツがしっかりと固定されるため安定感があります。
エフェクトパーツも付属し、取り付けるとこんな感じに。
こちらは「SG-02 ライオナイザー」のリカラー品。
色替えで別人になったピンポインターとは異なり名前がそのままなのでおそらく同一キャラかと。
というかこのカラーの方がG1ライオナイザー(アクションマスター「ラッド」のパートナー)に近いんですよね。
こちらも四肢の付け根がボールジョイントで可動。
変形機構を利用すれば頭部を少し下に向けることもできます。
剣型の武器へ変形。やはりとてもカンタン。
こちらもエフェクトパーツが付属し、取り付けるとこのようになります。
アクションなど
メガトロン&捕虜ズ、トランスフォーム!
メガトロンの変形は難しくはないものの、WFCトリロジー系の中ではややクセがある方かも。
ただシージ版に比べると各関節が固めになっていて変形させやすくなってる気がします。
それはともかくこの絵面、どう見てもバトルマスターが洗脳されてるみたいになっちゃったな。
メガトロンの可動は近年の標準並みで、よく動いて特に不満なし。
関節が固くなってる分、ポージングもしやすくなってる感じ。(気のせいかも?)
武器の両手持ちも余裕。
捕虜も武器として使っていくスタイル。
最後はすっかり手なずけ…打ち解けた感じで締め。メガ様のカリスマ性なら容易いですな。
総評
シージ版を持ってるし、腰の汚し塗装などちょっと苦手な部分もあるのでこっちはいいかなと
思ってたんですが、実物を見たらシルバーの質感が良かったので結局購入。
個人的な好みとしては汚し等の無い普通の塗装の方がありがたかったものの、
とはいえやはりメガトロン様はシルバーになるだけでカッコ良さが劇的にアップしますね。
できれば今後出るメガトロン様は極力シルバー塗装を施して発売してほしいと切に願う次第です。
※2021.01.17追記 今回のメガトロンにちょっぴり手を加えてみたのでよかったら見てください。↓
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