トランスフォーマー「GIGAWATT(ギガワット)」レビュー




トランスフォーマートランスフォーマー玩具レビュー

自分の一番好きな映画が自分の一番好きな玩具シリーズと奇跡のコラボ!

バックトゥザフューチャー』35周年記念のコラボ商品「GIGAWATT」のレビューです。

 

パッケージ

パッケージ前面

バックトゥザフューチャー(BTTF)』1作目の舞台である1985年を意識してか、

パッケージは同時期に展開されていたG1玩具風。

 

コラボアイテムであることを示すロゴマークや、映画のメインビジュアルでお馴染みの

ポーズをとるGIGAWATTのイラストなどが描かれています。

 

パッケージ背面

背面にもBTTFファンにとっては見慣れたデロリアンのビジュアルや

GIGAWATT」に関する情報などが書かれてます。

 

本体を取り出したあとの台紙はこのようなデザインになってました。

小さい文字は潰れてますが、デロリアンの情報や右下には

1.21ジゴワット…もといギガワットという表記も。(「ジゴワット」とは何ぞや?という方はネット検索してみてください)

 

 

本体(ビークルモード)

ビークルモード前面

ビークルは言うまでもなくタイムマシン仕様のデロリアン。

玩具としては『トランスフォーマーシージ』の「サイドスワイプ」のリデコアイテムと

なっているのですが、まったくそれとわからないほど見事にデロリアンになっています。

 

本来はフロントグリル部分に付いている「DMC」のエンブレムが無いのが

ちょっぴり物足りなく感じるものの、おそらく何か事情があるのでしょう。

 

ビークルモード背面

後部には改造されたデロリアンであることを示すパーツがびっしり。

本来の(市販された)デロリアンと最も異なる部分ですね。

 

ビークルモード側面

変形玩具でありながらデロリアンの薄さもしっかり再現されてます。高い技術力の証。

 

車体後部を上から見たところ。

ディテールの細かさや色分けは非変形の精巧なモデル等には及ばないまでも、

TFトイとしてはなかなか塗分けられている方。

 

ナンバープレートはBTTFパート1バージョンのものになっています。

 

なんとガルウイングドアの開閉ギミックあり。これは嬉しい!

 

さらにはタイヤが変形してホバーモードにも変形可能。

後述の「ミスターフュージョン」を取り付けることでパート2バージョンが再現できます。

 

また底面のスタンド穴(ロボットモード時には腰の後ろになります)を使えば浮遊状態で飾ることも。

 

 

本体(ロボットモード)

ロボットモード前面

先述の通り「サイドスワイプ」が元になっているため(大まかな)変形機構と一部のパーツ造形が

共通してますが、新造パーツが多いため見た目の印象はほとんど別物に。

 

ロボットモード背面

背中にはガルウイングドアが文字通り翼のように配置されてます。

 

頭部アップ

ドクの顔を模した」と公式でアナウンスされている頭部。

ゴーグルの形状と顎のシュッとした感じが似てるといえば似てるかな。

ともあれ個人的にけっこう好きなデザイン。

 

胸部アップ

胸部にはタイムマシン・デロリアンを象徴する装置である

Y字型の「フラックス・キャパシター(次元転移装置)」と「タイムサーキット」が。

 

タイムサーキットの表示は設定では上から「目的時間」「現在時間」「前回の出発時間」なのですが、

この表示だとパート2未来の老ビフが1955年に行って2015年に戻ってきてから、

マーティとドクが(暗黒の)現代に帰ろうとするタイミングかな…?(たぶん)

 

 

オプションパーツ

オプションとして「トロリーポール」と「ミスターフュージョン」と武器が付属。

 

説明書通りの合体

ミスターフュージョンと武器はこのように合体させることができるのですが、

この状態だとミスターフュージョンが腕に当たって少し持たせにくくなってしまいます。

 

説明書には載ってない合体

ただミスターフュージョンは画像の位置にも取り付けることができ、

この状態なら干渉することなく持たせることが可能に。

 

トロリーポールはこのように取り付け可。(ロボットモードでは腕などに付けられます)

パート1終盤のシーンが再現可能!

 

ミスターフュージョン(劇中ではゴミを燃料に変える装置)は画像の位置に取り付けられますが、

個体差なのかあまりしっかりと固定できませんでした。

ともあれこれを付けることで(主に)パート2バージョンにできます。

 

また武器はビークル時にはバンパーの下部に取り付けておくことができます。

 

取扱説明書

いつもは説明書の写真は撮りませんが、表紙が海外版G1トイの説明書のオマージュになっていて

カッコ良かったので撮ってみました。

 

 

アクションなど

1.21ジゴ…もといギガワットの電力を雷から得て1985年へ帰るぞ!

 

(…と思いきや…?)

(???)

人型ロボットへ変形!

タイムマシンと超ロボット生命体のハイブリッドの誕生だ!

 

…というわけでタイムマシン・デロリアンがロボット形態に奇跡のトランスフォーム!

時間移動能力を持っているらしいこと以外どういうキャラなのか不明ですが、

今後刊行予定(そろそろ出た?)のアメコミではどういったキャラになっているのか気になります。

 

可動は近年のTF準拠で各部とてもよく動きます。

 

ミスターフュージョンブラスター(勝手に命名)発射!

 

パッケージイラストのポーズも完璧とはいかないまでもそれなりに再現可能。

 

再びデロリアンにトランスフォームして時間旅行へ出発だ!

ホバーモードを再現してくれたのは本当に嬉しいですね。

 

コンボイと巡り会う旅。1985年G1版(画像のものは復刻版ですが)。

 

2008年、『変形!ヘンケイ!』版。

 

2020年、『アースライズ』版。

いつの時代にもコンボイ(オプティマス)はそこにいる。

 

最後は『リ・アクション』シリーズのマーティ&アインシュタインと共に。

 

 

総評

元が傑作のサイドスワイプ型とあって玩具としての出来は申し分なし。

 

追加された胸部パネル部分の変形がタイトなことと、

ミスターフュージョンがビークル時にしっかりと付かない点だけ少し気になりますが、

見た目のカッコよさとなによりデロリアンが変形するというだけで大満足!

 

バックトゥザフューチャー』と『トランスフォーマー』の両方が大好きな自分にとっては

まさに夢のようなアイテムでめちゃくちゃ気に入りました

 

TFファン、玩具ファンのみならず、映画ファンの方などにも大いにオススメです!

 

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