
トランスフォーマーの最高峰ブランド『マスターピース』シリーズより、
「サイバトロン/所属不明体 ブルーストリーク」のレビューです。
本体

「ストリーク」の名を冠しながらも頭部や腰部の造形はMP「プロール」と同じ物になってますが、
鮮やかなブルーのカラーリングのインパクトが強く、それらのどちらとも違った印象に。
プロポーションも良好で非常にカッコイイです。

後ろから見ると背中の造形(ビークル時のルーフ部分)はストリークと同じ形状になってます。

造形はプロールと同じのはずなのに色のマジックで全くの別人に見えます。
金色のツノがヒロイックに見えて、個人的にはどことなく勇者ロボっぽい印象も受けたり。

背中からはキャノン砲「エレクトロボルト」を展開するギミックあり。
エレクトロボルト自体は基部から上下に可動します。

ビークルは「ニッサン フェアレディ 280Z-T」の青いマンハッタンカラーバージョン。
独特な色分けでクルマにまったく詳しくない自分が見ても不思議な魅力が感じられます。
造形もかなり実車に近づけられている模様。


オプションパーツ、その他付属品

本体に取り付けられるオプションとして「クラウドバスター」が2個付属。

前述のエレクトロボルトに取り付けるようになっているため、同様に基部から上下に可動します。

ビークルモードではこのように取り付け可。

手持ち武器は「ディスパーサーライフル」が付属。
グリップ部が可動し、画像下の状態にすることでビークルモードでも取り付けられるようになります。

ただしビークルに取り付ける際には、本体側のジョイントパーツを引き出す必要あり。

クラウドバスターとライフルを同時に取り付けた状態。
なんとなく昔の特撮作品とかに出てきそう?

マスターピース恒例のカードも付属。

裏面には様々な情報が。
「所属不明体」という肩書き(?)やスペックチャートがすべて「UNKNOWN」になっている点など、
通常のTFよりだいぶ特殊な感じで興味がそそられます。
アクションなど

ブルーストリーク、トランスフォーム!



変形はマスターピースだけあってそれなりに手順が多く脚部などややタイトな箇所もあるものの、
手順をしっかり守れば問題なく変形させられる、安定感のある造りになってます。

可動は標準的な箇所に加え手首の回転や腰回転もあり、たいていのアクションは可能。

足首には少しですが内側への可動もあり、接地性に関しては必要十分といったところ。
また手首には指可動(親指以外の4本が1パーツ)があり、
武器の保持だけでなくポージングの表情付けにも役立ちます。

エレクトロボルト稼働!

(周囲5kmの雨雲を一瞬にして消し去る)クラウドバスター発射!!

フル装備状態でG1版ストリークのパッケージに描かれていた青いストリークのイラスト
(さらに遡れば「ダイアクロン カーロボット」のフェアレディZ時代からのイラストですが)っぽいポーズ。
ちなみにこのカラーリングのストリークはトランスフォーマーブランドの変形ロボット玩具としては
このマスターピースが初の商品化なんだそうで。
なんとなく他にも出てそうな気がしてたのでちょっぴり意外。

”実はTFとしては過去に発売されたことがない”という特殊な経緯からか「所属不明体」という
珍しい肩書になってますが、いつかその目的などが明らかになる日が来るのか気になるところです。
総評
このMPブルーストリークはタカラトミーモールにて2000個限定で予約開始された際に
「転売禁止」と謳っておきながらなぜか一人10個まで予約可能という謎の販売方法がとられ、
その時の争奪戦では敗北し、後になって入手した物になります。
…ということはさておき、これはホント惚れ惚れするほどカッコイイ!!
カラーリングはもちろんのこと、頭部や腰部の造形もストリークよりプロールの方が好みだったので
個人的に願ったり叶ったりなアイテムだったり。
予約開始時には多少モヤモヤしたけれど、最終的には入手できて良かったと心から思います。
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