ビックリマンの神様に会った話 ~ビックリマン原画展~




シール・カード

ビックリマン悪魔VS天使シール』のファン全員が崇めるという(諸説あり)3人現人神

1人は元ロッテ社員で企画の生みの親である「反後四郎」氏。

そしてあとの2人はイラストを担当した「米澤稔」氏と「兵藤聡司」氏である。

 

2014年、そのイラストレーターのお二人から直接サインを頂けるという奇跡的な機会が訪れた!

 

僕はただの人間なのでと相まみえたらどうなってしまうのかわからなかったが、

ビックリマンの長い歴史においても初めてのサイン会であり、

今回を逃したら二度とチャンスは無いかもしれないと思い、神と会う決心をした。

 

写真撮影用のパネル

2014年8月23日。神の降臨する地、渋谷へ。

会場に着くとよく見知ったがいた。

 

イベントとしては「原画展」であり(この日のみサイン会が行われた)、様々な原画が展示されていた。

昔必死になってビックリマンシールを集めてた頃、まさか将来ヘッドロココ手描きの原画

間近で見る日が来るなんて考えてもいなかった。

 

中には彩色されたものもあり、くっついた一枚絵(当たり前)のデュークアリババも。至福…。

 

今回は少しだけにしておきますが、機会があれば他の原画等も紹介するかも。

 

会場の一画には著名人からのメッセージやイラストが展示されているコーナーもあり、

その中には人気イラストレーターである中村佑介さんによるヘッドロココも。

(実はこの少し後に中村佑介さんとも直接お会いして少しだけこの日のことやTFの話をしたこともあったりするけどそれはまた別の話)

 

さてじっくりと展示物を眺めているうちに、いよいよとまみえる時間が迫ってきた。

事前に購入しておいた「原画大全(これを購入して整理券を入手しておくことがサイン会への参加条件だった)を手に

参加者の列に並び、その時を待つ…。

 

名前や裏書にお二人のモチーフが入っている「超創神」

そしてついにお二人が目の前に!(サイン会の様子は撮影禁止だったので画像は代理)

ずっと尊敬していたこと、素晴らしい趣味を与えてくれたことへの感謝など、

与えられるわずかな時間のうちに伝えたいことは脳内にしっかり用意しておいた。が・・・

 

なんかわかんないけどアタマ真っ白!

 

なぜか涙目になってしどろもどろになりながらどうにかこうにか言葉を絞り出した自分に対し

神2人は優しい言葉をかけてくださり、握手もしてくれた。

 

正直どんなことを会話をしたかはほとんど覚えておらず、

米澤さんが「応援してくれてありがとう」的なことを言ってくれたことだけぼんやりと覚えている。

 

かくして神との謁見は終わり、本にはしっかり本名をフルネームで入れていただた上で

直筆のサインをもらうことができた。

 

正直言って、あそこまで緊張するとは自分でも思っていなかった。人生で一番緊張した。

「いやもっと他に緊張するべき場面があるだろ」と言う人もいるかもしれない。

けれどに会うと身動きがとれなくなるのだ。

 

ここであえてぶち壊すようなことを言ってしまえば、相手はもちろん実際にはではないし、

失礼を承知で言えば見た感じはただの優しそうなおじさん二人だった。

 

だけど言葉に詰まるくらいの、幼少期から積み上げ得てきた何かが僕の中に込み上げてきたのだ。

そういう人に対して個人的にと呼んだって別にいいじゃないか。おわり。

 

※ちなみに翌年にも同じようなイベントがあり、その時は割とちゃんと話すことができました。

 

 

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