Netflixのオリジナルアニメ『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』の
シーズン2『アースライズ』の第6話の感想を、ネタバレありで簡単に綴っていきます。
◆各話の感想はこちら→【第1話】【第2話】【第3話】【第4話】【第5話】
— まだネタバレは見たくないという方はここで引き返してください —
《INTRODUCTION》
デッドユニバースを抜けた先には、見知らぬ青い惑星が浮かんでいた。
探し続けたオールスパークは目前と思われたが、オプティマスの持つマトリクスに反応は無く・・・
宇宙船フォーチュン
アークの船内で戦いになったオートボットとディセプティコン。
そこに外部から攻撃してきたのはあのダブルディーラーたち傭兵集団の船「フォーチュン」!
そしてそれを指揮していたのはダブルディーラーの身体を操るクインテッサンだった。
ダブルディーラーとは以前けっこうイイ感じの雰囲気で別れたから
もっと活躍があるかと思いきや、まさか操り人形になっての再登場とは…。
とにかくこのままじゃボッツもディセップも両方ともお陀仏(byスタスク)だぜ!
そんな窮地を色々あってフォーチュンに移っていたコグが一旦は回避してくれたものの、
最終的にはフォーチュンが爆発してアークも巻き込まれそうになるよりヤバい窮地に。
最後のアレを見た限り厳しそうではあるけど、あれで終わりなのはあまりにも悲惨なので
できればコグには生き残っててほしい…。
オプティマスとメガトロン
アークを沈められては双方全滅してしまうので一時的に手を組むボッツとディセップ。
しかしオプティマスとメガトロンの二人だけはいつものように大ゲンカ。
例によってメガ様の方が突っかかってる感じとはいえ、
永遠に改心しない未来を知ったオプティマスもさすがに倒す覚悟を決めた様子。
しかし色々あって最後にはメガ様がついにリーダーのマトリクスを奪取。
マトリクスがなくなったオプティマスのことをメガ様は「オライオン」と呼んだけど、
そういうシステムなん?
やはりマトリクスを所持していての「プライム」ということなんでしょうか。
あと取られたからといってG1オライオンパックスの姿になったりはしませんでしたね。
ともかく二人の因縁は「キングダム」をも超えた未来まで続いていきそうですが、
はたしてどこまで語られるんでしょうか。
エリータワンとショックウェーブ
サイバトロン星で静まり返ったディセプティコン基地に潜入するエリータたち。
もぬけの殻と思われたそこには姿を消す能力を身に付けた覗き魔ショックウェーブが。
戦闘にあたってショックウェーブががっつりアクションをやるのがなんだか新鮮。
多くのオートボットとディセプティコンが外宇宙へと去ったサイバトロン星で、
わずかに残ったそれぞれの軍勢を率いているエリータとショックウェーブは、
「やっぱりG1アニメでも似た立場でライバルだったりしたのかな?」と今さらながらに思ったり。
直接は関係ない作品とはいえ、こういう色々と想像したくなる要素があるのは楽しいですね。
しかしG1版と違って今作のサイバトロン星での戦いは悲劇的な結末を迎え、
もはや誰が生き残っているのか、もしかしたら誰もいないのかといった状況。
今後の物語は明らかに別の惑星が舞台になると思われるので、
これ以降どこまでサイバトロン星が描かれるのかも気になるところです。
そして野生の王国(?)へ
結局フォーチュンは爆発し、その影響でアークは青い惑星へと墜落。
しかし墜落したその星はG1アニメのように人類文明の発達した星ではなく、
草木が生い茂りさまざまな生物が蔓延る未開の地、といった感じ。
そこでアークを見つめる一匹の恐竜。一体ナンノボットなんだ…。
といったところで「アースライズ」はひとまず完結。
同じ名前を冠する玩具シリーズはTFたちの地球での姿が発売されたシリーズだったので
アニメが始まる前は「地球が舞台の物語になるのかな」なんて思ってたんですが、
実際には地球(と思しき惑星)へ辿り着くまでの物語でしたね。
ともかく前作「シージ」に続いてハイクオリティなアニメーションだったので、
次作にしてトリロジー完結編となる「キングダム」も大いに期待して待ちたいと思います。
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