【S.H.Figuarts(真骨彫製法)】「グリッドマン」レビュー




特撮系フィギュアレビュー

特撮テレビドラマ『電光超人グリッドマン』版デザインの「グリッドマン」のレビューです。

 

本体・オプション

本体前面

これまでにも様々な立体物が発売されているグリッドマンですが、劇中スーツの再現度は過去最高レベル。

体型バランス、各部の造形、カラーリングの再現もほぼ劇中イメージ通りで、アクションフィギュアとしての関節の見た目を除けばほぼ劇中スーツの縮小版のようです。

 

本体背面

 

頭部アップ

顔のパーツのバランスもほぼ完璧。

立体物によって差が出がちな目の形や色味なんかも劇中イメージ通りだと思います。明るい色味で光を反射してくれるので見た目も綺麗。

余談ですが、今なら新しいウルトラマンのデザインとして出されても受け入れられそうな感じもしますね。

 

頭部を別の角度からも。

どこから見ても破綻のない造形になってます。

 

オプションパーツ

交換用手首は種類が豊富で左右それぞれ7種ずつ付属。

ほかにグリッドビームエフェクトバリアーシールドプラズマブレードサンダーアックス用剣先パーツサンダーアックス用柄パーツが付属。

 

サンダーアックス

バリアーシールドを変形させてから先端にサンダーアックス用剣先パーツを付け、元々付いている柄パーツをサンダーアックス用柄パーツに交換することで「サンダーアックス」が完成。

本体に持たせる際は柄パーツを一旦はずし、手首に通してから再び接続します。

 

グリッドマンソード

サンダーアックスの状態から剣先パーツをプラズマブレードと交換し、柄パーツを元のシールドのものに戻すことで「グリッドマンソード」に。

こちらも持たせる時は一旦柄パーツを外します。

 

 

アクションなど

(すでに実体化しているが直人になったつもりで…)アクセスフラッシュ!

 

(所謂ぐんぐんカット)

 

 

可動は全体的に優秀なのですが、アゴを引くことだけほぼできないのが惜しいところ。

首の付け根の部分は劇中の見た目通りではあるのですが、アゴを引けるようにもうひと工夫あると嬉しかったですね。

本当に欠点がここくらいしか無いので勿体なく感じます。

 

肩回りは前方向に大きく引き出せるようになっていて特に優秀。

また肩アーマーもフレキシブルに動かせるので、様々なポーズをつけても自然な見た目にできます。

 

片足立ちキックも余裕!

 

プラズマブレードとバリアーシールドを構えて。

 

接地性も良いのでこういったポーズでもしっかり立ちます。

 

劇中で1回しか登場していないサンダーアックス!

投げて使ってましたね。

 

グリッドマンソード!!

 

そして必殺、

 

グリッドォォォォォ・・・

 

ビィィィーーーム!!

 

エフェクトパーツは左腕に付いている「グラン・アクセプター」と交換して取り付けるのですが、保持力もしっかりしていて見た目も良好。

 

最後はダイアクロンのグリッドマンと。

バンダイ製の特撮版グリッドマンと、放映当時に玩具を発売していたタカラトミー(旧タカラ)製のアニメ版デザインのグリッドマンを一緒に並べられるとは、面白い時代になりましたね。

 

 

総評

先述の通り、アゴを引けない点だけが残念でしたが、それ以外は文句なし!

特に体型バランスが良いのでどんなポーズでも様になるというか、独特の実在感が得られます。

現時点では究極の特撮版グリッドマンのアクションフィギュアではないかと思います。

 

 

ここからは余談。(読まなくても大丈夫です)

実は致命的な初期不良のある個体を引いてしまいまして、交換修理をお願いしたのですが、その際のカスタマーの対応がどうにも煮え切らないというか積極的に対応したくない感じが出ていてやるせない気持ちになりました。

どうにか対応はしてもらったものの、戻ってきた物は今度は首の後ろのパーツにヒビが入っていて外れやすくなっているという別の不具合が発生していたのですが、もう一度やりとりをするのは億劫に思えたのでもうそのままにしました。

初期不良品を引いたユーザーに対して謎に面倒な手間をかけさせる前にまずは品質管理をしっかりしてもらいたいし、対応はもう少しスムーズにやってもらいたいなと思いました。以上です。

 

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