いわゆる”フックトイ”や”チープトイ”などと呼ばれる低価格帯のロボット玩具、
「変形ロボ 豪速神 オメガ」(早川玩具)のレビューです。
本体・オプション
クルマから変形したことがわかりやすいデザインの、とてもヒロイックなロボット形態。
全体的なフォルムは『ダイヤロボ』のスポーツカータイプのアイテムとよく似ています。
1000円前後で購入できる商品ですが塗装精度は高く、赤い成型色のパーツにはラメが入っているなどなかなか豪華な見た目です。
背面はガワで隠れる部分多し。
チープトイのロボット玩具というとお世辞にもカッコイイとは言い難い物も少なくない中、
これは相当なイケメンの部類だと思います。というか普通に好き。
元ネタの玩具とかあったりするんでしょうか。いやそこに切り込むのはやめておこう…。
その名の通りロボットからかっこいいスーパーカーへ変形可能!
プリント箇所のデザインはちょっとダs…ゲフンゲフン、独特な雰囲気ですが、造形は良いです。
タイヤは回転し、コロ走行遊びが可能。
後部のライトやナンバープレートにあたる部分にも塗装あり。
価格を考えるとけっこう頑張ってると思います。
ロボット時に持たせられるオプションとして、同型の武器が2つ付属。
ちなみに武器は手に持たせるのではなく、腕に取り付けるようになってます。
スーパーカーモードでは取り付けはできず、余剰になります。
キャラクターカードも付属。
印刷は片面のみですが、少しでもこういう物を付けようとする心意気がGOOD。
アクションなど
「豪快にいくぜ!オメガ発進!」(とパッケージに書いてある)
変形は手足を展開して、ボンネットをひっくり返し、背中のガワの位置を整えるだけと至ってカンタン。
ただし変形時の可動箇所や関節にゆるい箇所があったため、今回少し調整してます。
可動は首・肩・脚の付け根がボールジョイント、そのほかは肘と、変形の都合で爪先が前後に動かせます。
残念ながら膝は可動なし。
膝が動かないのは残念ですが、付け根のところで脚を少し左右に開くことができるので、ハの字立ちは可能。
また上半身はけっこう表情が付けられるので、それなりにカッコいいポーズをとらせることはできます。
武器は前述の通り腕に付けてますが、パッと見は手に持っているように見えるし、保持も問題ありません。
適当なダイヤロボ(エイトロック)と比較。パーツ配置がほぼ同じなのがわかるかと。
とはいえ大きさや細部の造形はぜんぜん違いますが。
最後は手持ちのチープトイと並べて。
こうして並べると今回のオメガはずいぶん今っぽいプロポーションですね。
ともあれ、どれも高価格帯のロボット玩具とはまた違った魅力や味わいがあり、なかなか良いものです。
総評
出先のお土産屋で見つけて一目ぼれで購入。
可動箇所があちこち緩くて若干扱いづらさはあるものの、見た目のカッコよさでトントンみたいなアイテムですね。
小さなお子さんが遊ぶにはこのままでも充分すぎるクオリティではあるのですが、
ここまでできるなら膝だけ動かないのはもったいなくも思えるので、いつか膝可動が追加されたモデルも出してもらえたらと思います。
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