
トランスフォーマー『レガシーエボリューション』シリーズより、
コアクラス「グリムロック」のレビューです。
本体・オプション

恐竜モードは(懐かしいフォルムの)ティラノサウルス型メカ。
首の横の出っ張りと背中の段差が気になりますが、そこ以外はいつものグリムロックの小っちゃい版といった感じ。

後ろから見ると尻尾が大きいのが目立ちます。
尻尾の先端部分は変形時には取り外して武器になります。

横から見ても背中と尻尾の段差を完全に割り切ってるのがやはり目立ちますね。
他の部分は意外とディテールが細かかったりして悪くない雰囲気なのですが。

可動は首が上下に動くのと、脚の付け根がボールジョイントになっていて、膝から下がロール軸で左右に動きます。

取り外した尻尾の先端パーツ。
銃口の造形がしっかりあるため、同シリーズのスラッグの武器よりは素直に射撃武器に見えます。

腕と脚が大きくパワフルな印象のロボットモード。
なにげに塗装が綺麗。

背面のパーツ配置はよくあるグリムロックトイに近いです。

頭部は直径1cmもないサイズながら、お馴染みのグリムロックのデザインがしっかり再現されてます。

今シリーズのコアクラスのダイノボットには「ボルカニカス」への合体ギミックがあり、グリムロックはその左脚へ変形。
グリムロックといえばいつもダイノボット部隊の中心で、『パワーオブザプライム』での合体時も胴体を担当していたので、左脚というのは意外な感じがしますね。
アクションなど

「おれグリムロック、いまはきゅうけいちゅう」

「たたかいはじまる!おれグリムロック、トランスフォームする!」



変形は恐竜の上半身を展開して背面へまわし、拳の向きを整え、尻尾の先端を外して脚部を展開すれば完成。
非常にシンプルです。

可動は首・肩・腰・股関節・膝が動きます。
腕は肘の部分で左右に回転しますが、前には曲がりません。

バランスをとれば片足立ちキックも可。
肘が曲がらないのでポーズはいまいち恰好が付きませんが…。

前述の通り武器が普通に銃っぽく見えるのは嬉しいところ。

ただし手に持たせる以外にロボットモードでどこかに付けておくことができません。
そこで背中のパーツにはさんでみたら、一応保持することができました。(見やすいように腰を前に曲げてます)
ただ保持力はあまり無いので、どうしてもどこかに付けておきたい時の苦肉の策ですね。

ついついやりたくなる謎変形モード。意味は無いです。

最後はこれまでに発売された同シリーズのダイノボットたち(とおまけのホイルジャック)と。
初代アニメの第7話「ダイノボット誕生!」に登場したメンバー勢ぞろいでもありますね。
しかし合体メンバーはまだ残り3体と折り返し地点。ボルカニカス誕生はいつになるのか…!
総評
コアクラスのダイノボットも3体目ということで、合体機構のしわ寄せがある見た目や可動性のいまいちさにも慣れましたが、やっぱりもうちょっとどうにかできなかったのかなと思ってしまう部分もあり・・・。
とはいえ小さいグリムロックの恐竜モードが可愛らしいので、なんとなく手の届くところに置いておくくらいには気に入りました。
残りの3体も発売時期が決まり予約も完了してるので、全員揃うのが楽しみです。
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