
7月30日から配信が始まったNetflixのオリジナルアニメ
「トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー」、
そのシーズン1「シージ」の最終回となる第6話の簡単な感想を極力ネタバレなしで書きます。
◆各話の感想はこちら→【第1話】【第2話】【第3話】【第4話】【第5話】
《INTRODUCTION》
生エネルゴンの奪取に向かったバンブルビーたちはサウンドブラスターの罠にかかってしまう。
一方、錆の海へと向かったオプティマスたちはついにオールスパークを発見するが…。
※作中に出てくる用語の簡単な解説↓
バンブルビー
ぶっちゃけサウンドブラスターは彼の視点からすれば自分の方が被害者なのだけど、
今はサイバトロン星、ひいてはトランスフォーマー全体の危機なのでしょうがないね。
それよりもショックウェーブの策によりせっかく受け継いだ叡智が…。
もし本当にプロトコルが完全に失われたのだとしても、
今回の一連の出来事によってビーの人生が大きく変化したことは確実で、
そのことが今後の展開にどんな影響を及ぼすのかとても気になります。
オプティマスプライム
これまでにも充分に描写されたように、今作のオプティマスは完全無欠の存在では決してなく。
焦ったり、迷ったり、怒ったり、それでも自分の中の信念に従って必死に前に進もうとする様が
むしろ魅力になっています。
この物語では彼の判断・行動によって(結果的に)命を落としてしまったキャラクターも少なくなく、
そんなオプティマスの精神面を支えるのにウルトラマグナスやエリータの存在は大きかったであろうと
推測されますが、ここから先は彼らを頼りにすることはできません。
アルファトライオンがバンブルビーに遺した言葉が、いつか彼を救うことになるのでしょうか。
エリータ-1
初代のアニメに倣ってか今回の『シージ』も群像劇になっていて誰が主人公ということはないのですが、
あえてそれに一番近いキャラクターを挙げるとしたら、僕はエリータではないかと。
オプティマスを信頼しながらもただ従順になることはなく、副官として広い視野をもって
全てのことにあたってきた彼女が最後に下した決断は非常に納得のいくものでした。
また今回の結末は初代G1アニメに登場したエリータたちの設定を補完するようなものになっていて、
もちろん物語上は無関係ではあるのですが、G1ファンとしてはとても嬉しかったですね。
次はおそらく地球が舞台になると思われるのでしばらく出番は無さそうですが、
再登場にも期待したいところです。
最後に
上記以外で印象的だったことを挙げると、インパクターの予想以上の活躍や
スタースクリームのファンサービス的な初代アニメで発した屈指の面白セリフなど、
最後まで本当に密度の高い作品でした。(やっぱ今作ではスタスクは癒しだな~)
ともあれ第1話の感想でも書いた通りこの作品が始まるまで僕はNetflixに加入しておらず、
正直に言うとわざわざ契約して観るほど面白いのかな?とちょっとだけ思ってました。
でもまあトランスフォーマーは大好きだし、やはり新作を旬のうちに楽しむのは悪くないことなので
入会してみたわけですが、結果的には観て本当に良かったです。
トランスフォーマーファンと一口に言っても今では作品数も多く好みは様々だと思いますが、
G1アニメとIDW版コミックに馴染みがある者としてはかなり楽しめました。
次回のシーズン2「アースライズ」の公開がいつ頃になるのかはわかりませんが、
それまでは手元の玩具を弄りつつ楽しみに待ちたいと思います。
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